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兵庫県

デイリースポーツがお届けする、プロレス・ボクシング・格闘技・etcの総合情報サイト「特選格闘技」スタッフの一人。神戸本社に勤務しており、関西での興行やイベント等には自ら足を運んで取材することも。ブログのタイトルは、プロレスの「ロープブレイク」と“ほっと一息”の「ブレイクタイム」を合わせたもの。ニュースの補足やちょっとした裏話まで、様々な話題を更新していきます。

「ベストボディ・ジャパン」にプロレスラー2選手が参戦

2013年7月28日 16:48

2013-0728-01.jpg 「ベストボディ・ジャパン」をご存じでしょうか?美しい体を競い合う大会ですが、ボディビルなどのようなプロフェッショナルなコンテストとは一線を画す、本当にかっこいいカラダ...「BEST BODY」を提案している、新しいコンセプトのイベントなのです。

 そのベストボディ・ジャパンが2013年7月27日、初めての大阪大会を開催。その大会に2人のプロレスラーが参戦しました。ビリーケン・キッド選手(大阪プロレス)と政宗選手(フリー)。果たしてプロレスで鍛えた体は、カラダ自慢の猛者たちの中で通用したのでしょうか?最終結果は?今回はその大会に潜入。2選手の表情とともに、大会後にお話を聞くことができました!


◇    ◇


2013-0728-02.jpg ベストボディ・ジャパン大阪大会の会場は、大阪・梅田のお初天神通りにある「amホール」。開場前から周囲は、トレーニングに励む男性や、イケメン目当て?の女性でいっぱいでした。

 

 

2013-0728-03.jpg 400人ほどのキャパシティの会場ですが、入場券は完売。お客さんは女性の割合が多いように感じます。開始前から熱気はムンムン。いよいよ大阪大会のスタートです!

 

  2013-0728-04.jpg   大会は7部門に分かれており、男性部門はフレッシャーズクラス(18歳~29歳)、ミドルクラス(30歳~39歳)、マスターズクラス(40歳~49歳)、ゴールドクラス(50歳以上)。女性部門はガールズクラス(18歳~25歳)、レディースクラス(26歳~34歳)、ウーマンズクラス(35歳以上)があります。

 政宗選手はミドルクラス、ビリー選手はマスターズクラスにエントリーしています。

 

 

2013-0728-05.jpg ミドルクラスの一次審査に政宗選手が登場!漆黒のマスクで渋い!マスクを着用しているのは政宗選手だけで、プロレスラーと知らない司会者から「謎のマスクマン!」と呼ばれていました。

 

 

2013-0728-06.jpg 第一次審査は上半身裸、ジーパン着用と決められているようです。いずれ劣らぬカラダ自慢の中でも、政宗選手の彫り込まれた体は目を引きました。見事にセミファイナル進出です!

 

 

2013-0728-07.jpg 続いてマスターズクラスにビリー選手が登場!司会者からは「またもや現れましたマスクマン!」との言葉が。

 

 

2013-0728-08.jpg ビシっと決まった!ビリー選手もセミファイナルに進出です!

 

 

2013-0728-09.jpg セミファイナルは水着での審査。黒いマスクに黒い水着、政宗選手カッコイイ!

 

 

2013-0728-10.jpg パフォーマンスタイムでは筋肉を強調するこのポーズ!なんと決勝に進出!期待が高まります!

 

 

2013-0728-11.jpg 続いてマスターズクラスのビリー選手。こちらも黒の水着です。少し緊張気味?

 

 

2013-0728-12.jpg オリャー!と気合のポーズを見せたビリー選手でしたが、残念ながら決勝進出はならず。しかし存在感はしっかりと見せてくれました!

 

 

2013-0728-13.jpg 審査員席にはベストボディ・ジャパンのスーパーバイザー、元K―1戦士の魔裟斗さんの姿も。「どの方も素晴らしい体で、審査は迷います」と話していました。

 

 

2013-0728-14.jpg 休憩前には、スポンサーの新作ウエア紹介を兼ねたファッションショーも行われました。こんな華やかなウエアでトレーニングする女性を見かけたら、思わず恋してしまいそうです。

 

 

2013-0728-15.jpg ついに決勝戦!さすがにここまでくるとハンパではないカラダの持ち主が揃っています。決勝戦はアンダーウエア一枚での審査。会場の女性たちの目が輝きます。キラキラ、ではなくギラギラです。

 

 

2013-0728-16.jpg 決勝戦はパフォーマンスタイム前に質疑応答コーナーが。審査員からの『好きな言葉は何ですか?』との問いに、マイクを握った政宗選手は...。

 「アントニオ猪木...さんの、行けばわか、行けばわかる、っさ!」

 

まさかの噛みまくり!

 

 個人的には決め台詞「独眼竜は伊達じゃねえ!」と言って欲しかった気もします。

 

 

2013-0728-17.jpg 気を取り直して...政宗選手のパフォーマンス!

 

 

2013-0728-18.jpg 一番の歓声が起こったのは、グッと腰を落とし、股関節の柔らかさを披露したシーン。立ったまま筋肉を強調するポーズをする参加者が多かった中、プロレスラーとしての柔軟性を見せてくれました!

 

 

2013-0728-19.jpg 最後は鍛えられた背中を見せてくれました。政宗選手、切れてる!

 

 

2013-0728-20.jpg しかし残念ながら、表彰式で政宗選手の名前が呼ばれることはありませんでした。それでも大健闘といえる結果。素晴らしい!

 

◇    ◇

 

 大会終了後に、ベストボディ・ジャパンの理事・チーフプロデューサー、木下智愛(きのした・ちえ)さんにお話を聞くことができました。


  2013-0728-21.jpg――改めて「ベストボディ・ジャパン」のコンセプトを教えてください。


 木下さん「男性・女性ともに体だけではなく知性・人格・誠実さ、ウオーキングや振舞いなど、トータルバランス的に素晴らしい方が上位入賞という審査になります。ただ体だけではなく、中身も磨くということです。動いてもかっこいい、ということですね。」


――今回は初の大阪大会でしたが、大盛況でした。


 木下さん「本当に大阪の人たちは温かいなぁと思いましたし、こんなにエントリー者数が増えるとは思ってなかったんです。せいぜい50~60名と予想していたんですが(応募者は514名)。ちょっと会場が狭くて申し訳なかったぐらいですが、大盛況に終わって盛り上がって良かったと思います。」


――ビリー選手も政宗選手もマスクマン。マスクを着けての出場はOKなのですか。

 

 木下さん「プロレスラーとして活躍しておられて、マスクはもう体の一部ということだったのでOKです。」


 開場前から参加者や観客の案内、大会中も舞台の上で細かく指示を出し、ファッションショーでは自らモデルを務めるなど大忙しだった木下さん。大役を終え、ホッとした様子のでした。今後の活動については「来年は1カ月に1回のペースで大会を開催して、日本全国にベストボディ・ジャパンを広めていきたい。ゆくゆくは海外進出も」と、キュートな笑顔を見せてくれました。

 

 そして、大会を終えた直後のビリー選手と政宗選手にお話を聞くことができました。


◆ビリーケン・キッド選手

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――今回の大会に出場することになったきっかけは。


 ビリー選手「控室の雑談で、ゼウス選手に『ビリーさんに、ベストボディ・ジャパンに出て欲しい』と言われまして。聞けば、政宗も出るとかで。それですぐに調べてみたんです。僕自身、大阪プロレスの王者決定戦にも敗れてしまって、目標もなくしてしまっていたので、チャレンジしてみようと。まあ半分、ゼウスにおだてられたのが大きいですね。」


――結果はセミファイナルで落選。


 ビリー選手「それ自体は満足なんですど、政宗が決勝に残っちゃったので、それが悔しいんですよね(笑)。政宗だけには負けたくなかったので。」


――この大会に向けてのトレーニングは。


 ビリー選手「書類選考で通ってから、ゼウスのジムで本格的にトレーニングを始めたんですけど、体重は減っていったのにパワーは増えていった。普段は体を絞るとパワーは落ちてしまうんですけど。この大会に向けて、充実したトレーニングができたと思います。食事制限とかしててもパワーが伸びてる。それなら、これから食べたいものが食べられる状況になれば、どれだけパワーがつくんだろう、という楽しみがあります。」

 

2013-0728-23.jpg――試合に出ながらの体づくりは苦労もあったのでは。


 ビリー選手「もう試合がしんどくて。でも、他の皆さんは育児をしながらとか、家事をしながら...とか聞くと、僕なんか恵まれているほうですよね。申し訳ないですね。まあ今は、悔しさもありますがスッキリしています。プロレスをもっと頑張ろう、とスイッチを切り替えています。」


――今回の大会はビリー選手にとって有意義だったのでは。


 ビリー選手「今回の大会はメチャクチャ緊張しました(笑)。いろんな試合を経験しているんですけど、緊張感が違いましたね。でも刺激になりました。膝が悪かったのでトレーニングをさぼってた部分もあったんですが、この日を目標に頑張れましたし。自分にとっては大きなプラスになりましたね。」


 

◆政宗選手

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――今回の大会に出場することになったきっかけは。


 政宗選手「ガッツワールド(東京のインディー団体)の選手が、そういうコンテストに出たことがある、というのを聞いて、自分なりに調べてみて、ベストボディ・ジャパンのことを知ったんです。これは面白そうだな、とエントリーしてみました。」


――プロレスの筋肉と見せる筋肉は違うと思うのですが、異なった筋肉を鍛える苦労もあったのでは。


 政宗選手「見せる体と実用的な体は確かに違いますけど、僕の中では、プロレスでの比重は『5:5』なんです。その比重を、見せるほうに寄らせて『8:2』にした感じですね。いつもよりも見せるほうの筋肉を意識して練習してきました。でもやっぱり、食事制限が一番キツかったですね。」


――その結果が決勝進出。


 政宗選手「うーん、正直『やるからには優勝しかないだろ』と思っていたんです。ファイナルに残りはしたんですけど、やっぱり優勝したかったですね。」


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――決勝のパフォーマンスでは柔軟性を見せるシーンもありました。やはりプロレスラーとして出場していることは意識していた?


 政宗選手「それはやっぱり、ありますね。プロレスラーって、他の方とは絶対に違う職業じゃないですか。強さを競いながら、見る人たちを魅了するという。見せるところでは負けたくない、という思いは強かったですね。」


――好きな言葉を聞かれた時は噛みまくりでした。


 政宗選手「いやー(笑)。いつもマイクでは噛むんですけど(笑)。ステージ上ではメチャクチャ緊張して喉がカラカラで。ちょっと大変でしたね(笑)。」


――今回の大会に出場したことで、今後に影響はありますか。


 政宗選手「ファイナルに残ったので、東京の本戦大会にも出られると思うんです。それに合わせつつ、こういう部門でも、プロレスラーはカッコイイんだと一般層にアピールしたい。それと同時に(現在参戦中の)道頓堀エンターテイメントシステムの名前を広めるためにも、これからも頑張りたいと思います。」

 


 悔しさをにじませつつも、笑顔でインタビューに答えてくれたビリー選手と政宗選手。優勝はなりませんでしたが、試合に出場しつつ体をつくり上げてきたのは並大抵の努力ではなかったはず。改めて、プロレスラーの凄さを感じさせてくれました。心から両選手に拍手を送りたいと思います。


 実は2人は、ビリー選手の3度目の自主興行(9月8日・ナスキーホール梅田)での一騎打ちが決まっています。政宗選手が大阪プロレスを離脱してから初対決となります。ビリー選手は「"前哨戦"は完敗でしたねえ」と笑っていましたが、リング上での戦いにも大注目!ぜひとも2人の鍛え上げられた肉体を、プロレス会場でご覧くださいっ!


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